Vita版の前章の追加イベント楽しみだな～！　前章の螢さんまた見たい。九十九丸も。しかし一番気になるのは左京さんだ。タイミング的にさった峠前後として、もし後だったら不穏さが尾を引く気が……まぁ左京さんはうまく取り繕うだろうけど。紅の引き直しよろしく。

あのシーンは姫の紅引き直す前に自分の紅落として！！！と真剣に思った。血塗れアップ！　確実に姫に血臭届いてた距離だと思う……

さった峠のシーンはどれも印象深い。一番好きなのは……うーん、九十九丸、螢さんを抑えて実彰さん、かな。初回「すっごい強い！」と感心し、全員分見てからまた戻ってきて「すっごい強い！！」と再確認した。全く危なげなかった！

あまりに強すぎて、香夜が実彰さんの剣の腕に惚れ込む気持ちがよく分かった。さり気なく挑発して姫を逃したりと防御面も完璧。他のキャラだと姫を人質に取られて苦戦してる人もいてびっくりしました。贅沢なところから見てしまった。

さった峠はメインヒーローの九十九丸が一番苦戦してたのが意外だった。九十九丸は姫を人質に取られて無抵抗になってボコられ、姫も九十九丸を助けたい一心で身の上を喋り我が身を差し出すというこの似たもの同士さ。賊の「主従揃って頑固」って評価が的を射てる。

あの時九十九丸には特に自覚症状なかったのかな？　あまりにもその後の態度が普通で、初見時はちょっと怖かった。奇魂も似たような怖さがあるけど、あっちは完全におかしくなっちゃってるのでちょっとどころじゃないな……

そういや九十九丸ルートだとシグラギは無事に逃げおおせてるのか。その後捕縛されたような描写もなかった……気がする（たぶん）。何事も無く江戸で斬鉄と合流したのかな。奇魂だと仇討ちに来たりして。

香夜が身代わりの娘っていうのはシグラギから斬鉄に伝わった情報だよね。君ルートだと彼らはそのまま健在ってことになるので、香夜達が遠野に行ってる頃、江戸では螢さんたち同心が駆けずり回ってたのかもしれない。

裏で縁さんも駿府絡みで働いてただろうし、改めて考えると、九十九丸ルートは九十九丸本人の事情以外かなり放置されてるなｗ　奇魂で左京さんの仇討ち問題が嫌な方向に解決（解決……？）してしまったくらいか。全体を把握しようと思ったら、最初に遊ぶには適さないルートなのかもしれない。独立してるよね。

奇魂は九十九丸の精神状態がどうなってるのか、外からでは分からないのがな……。いつも通りの笑顔が怖い。あれに後日談と言われるとパンドラの箱を前にしてる気分だ。やっぱ力を使いこなして江戸に戻ってきた九十九丸と香夜の話になるのかな。攫われるならまだいい方で、忘れられてたらショック。

さすがに乙女ゲー的にもオチ的にも、愛情が消えるEDは無いと思いたいけど！　事情が事情なので縁さん以上にどうにもならなそう。あっちの後日談は純粋に楽しみです。信春様も好きだ。

縁さんは本人そんな悪くないのに剣ルート切なすぎるので、奇魂では幸せになってほしいな。たとえ縁さんとしてでなくても。

後日談への期待がほんとひどいことになってるので、今一度クールダウンしとこう。一場面だけでそんな長くない可能性も大いにある！

全結末見てしまった後の寂しさを思えば、ちょっと追加会話があるだけでも嬉しいよね。贅沢になってはいけない……！

何か前回語り忘れたことがあったんだけどなんだっけ？

ああそうだ！九十九丸の奇魂で天海さんはどうしてたんだろうって話だ！　あの場にいたのかどうか……どちらにせよ話は伝わってるだろうな。九十九丸が旅立ったあと茶屋を訪ねてきたかも？それか、御前試合のあとで既に接触してるか。もはや為す術はない、とか言われてたら切ない。

遠野のご両親には作中では会いに行けなかったけど、いつか夫婦揃って挨拶に行けたらいいね。奇魂でも心配した両親からの便りは来るんだろうな……ハヤトが健在なら……　健在だよね！？

奇魂でマレビト化した九十九丸でもハヤトに対しては今まで通り気安く接していてほしい。その方がときめく！　でもハヤトの方はどうかな。マレビト化した九十九丸でも主人と認めてくれるか心配だ。大丈夫だよね？　せめて香夜がいない間、ハヤトが一緒に居てくれればまだ安心できる！

結末でハヤト不在だったせいか、奇魂後は文を交わすイメージがない。戻る時も、何の前触れもなく暗がりから突然声をかけてきそう。

不安を胸にじっと待ち続ける香夜。綻び始めた桜を見て、気づけばもう春……九十九丸は今頃どこに……と思いを馳せた黄昏れ時、突然背後の暗がりから「お嬢さん」と呼び声が。振り向いたその先には……　まで想像した。

その後、彼女を見たものはいない、的なオチ。

幸魂ではせっかく諸々解決したんだし、たまには遠野に里帰りしても許されるんじゃないかと思います和尚さん。そういう問題じゃない？

九十九丸ルートは高僧の助言、線香の匂い、信心、お経、縁結びなど、和の要素が特に多く散りばめられてて好き。顔立ちもいかにも和！って雰囲気だよね。あのキリッとした半眉が凛々しい。

香夜との組み合わせだとやっぱり九十九丸が一番好きだけど、単体だと螢さんが強い。他キャラのルートなどの、香夜と絡んでない九十九丸と螢さんどっちがより好きか聞かれたら相当悩むな。登場頻度的にも螢さんかなぁ……

他ルートの螢さんのイイ兄貴っぷりが好き。縁ルートと左京ルートは甲乙付け難い！　九十九丸ルートでは御前試合以降出てこなかったけど、幸魂では和解？してるといいな。画集豪華版の描き下ろし冊子で、大人姿の九十九丸に声掛けられて「誰？」ってなってる螢さんがいたらしくて笑った。

九十九丸の「娘さん」呼びも自ルートとの差が際立ってて捨て難いけどね！　攻略前はむしろ好みで嬉しかったなぁこの呼び方。攻略後はやっぱり「お嬢さん」が至高なので寂しくなってしまうがｗ　あれを最初に聴いた時のテンションアップは凄まじかったです。

九十九丸と香夜の関わりはやはり九十九丸ルートに直結していて、そこが辿るべき道って感じがする。でも螢さんと香夜は螢ルートでなくてもそれなりに関係を築いていけるイメージがある。同じ江戸住まいで、お互い関わりやすい立場なのが大きいか。

仮に前章で誰のフラグも立たないノーマルEDがあったとしたら、螢さんはその後自然と個別ルートに入りそうな人第一位だと思ってる。次が縁さん。九十九丸・実彰さん・左京さん・鈴懸は再会のきっかけが偶然だから可能性としては低そう。

実彰さんと左京さん、特に実彰さんは剣の腕に見惚れるなど、前章分岐後の積み重ねがあるので、可能性は更に低いか。並べると【螢＞縁＞鈴懸＞九十九丸＞左京＞実彰】ってところ？　実彰さんもっと自己主張していいんだよ！

螢さんと香夜は後章序盤かなりぎこちなかったけど、他ルートのような気安い知り合い関係から発展していくのも面白そう。……でも螢さんの場合意識しだした途端ツンケンし始めそうだから駄目かな！駄目かも！　明らかに好きな子にだけ素直になれない病患ってるよね螢さんは……

呉葉ちゃんとお相手の侍の、出会いから結婚に至るまでのエピソードは正直お金出してでも読みたいです。角を隠している鬼族の女の子と徳川に仕える侍の恋だぞ！　萌えないわけがない。

例の橋のシーンでは相手の侍もやきもきしたろうな。付き合う中で「やはり同族同士の方が呉葉も幸せになれるのではないか」とか考えたこともあったに違いない。そこを意志の強い呉葉ちゃんに諭されて、「そうか、ならば共に生きよう」と決意を固めたりしてたに違いない！（決めつけ）

相手のお侍は立ち絵も台詞らしい台詞もなかったので、螢さんを後押しするための呉葉ちゃんの狂言だったらどうしようと思ったことは一度や二度ではない。ので、顔は見れなくてもいいから呉葉ちゃんとのツーショット欲しいです……

とりあえず自分の脳内では髷を結ったスタンダードなお侍さんである。年齢は螢さんと縁さんの間くらい？　月代も堂に入っていればかっこいいよね。

キャラソン「人之章」のジャケットイラスト見ました。なるほどなー！　実彰さんと縁さんの髪が見えてる。左京さんの花は紫陽花か……もう一つは朝顔？　鈴懸のはなんだろう？

左京さんよく見たら蛍丸抜身で抱えてる？危ない！と思ったけど、蛍丸なら大丈夫か。抜身は妖刀村正のイメージが強いな。あれの鞘ってあったっけ？　左京さんは（少なくとも立ち絵では）持ち歩いてなかったような……。

なにげにアニメイト限定版だと、左京さんの持ってる剣アレなんだよなぁ。他にも、実彰さんの持ってる剣も孫六兼元じゃなく大典太だったり、血色の悪い九十九丸がなんとも言えない表情で笑ってたり、プレイ後に「ああー……」ってなるポイントが多い。鈴懸だけ剣を手にしてないように見えるのも、奇魂を考えると……

…………

……あれ？　もしかして、螢さんの持ってるコレ……童子切？だよね？　雷切風切より刃の幅広いように見えるし、鍔の色と何よりハバキが……

画集確認した！やっぱりそうだ！うわああ今の今まで全然気付いてなかった……！　童子切は出番が最後の最後だったし、結局使われずに終わったのもあって今一つ「螢さんの剣」って感じがしなかったんだけど、でも螢さんの剣なんだなあ。

ここまで徹底してるなら、鈴懸だけ剣が描かれてないのにも当然意味があるわけで。表情といい、やっぱり奇魂のイメージなんだろうなぁ。九十九丸はどうなんだろう？　剣はいつもの無銘刀だけど、これはどっちも共通だよね。雰囲気は奇魂っぽいけど色眼鏡かもしれない。

掛け軸のCGもコンプ後にじっくり見直して衝撃を受けたし、剣が君の描き下ろし絵の芸の細かさは脱帽ものです。単に全員集合してるだけじゃないんだものな！　二対一のあれも、香夜の家らしき場所で襦袢姿の彼女と一緒なのがあの二人で、長屋にいるのがあの二人で……って考えていくとなるほど納得。

あとの二人は……実彰さんは分かりやすいけど、螢さんはちょっと接点浮かばない！悔しい！　まぁ体勢や表情は物凄く螢さんらしいし、そういや螢さんも本編中に香夜の寝顔見たはずだからそれだと思えば……！

そういやこの絵で螢さんが下敷きにしてるっぽい、黒い……布？なんだろう？帯じゃないよね？　まさか例の外套だとか言わな……　……そういやこの二人駆け落ち組じゃないか！　えっそういう繋がりでこうなってるって理解しちゃっていいの？こじつけ？

他の絵だと、縁さんがお付の人？に着付けの世話されてたりしたなぁ。さり気ない身分アピール！（まぁ縁さんはもともと本人も製作側も隠す気薄く見えたけど）

キャラソンのジャケ絵も表裏共に小ネタ多くて本当にすごい。曲も完全に本編準拠だし、「剣が君」というゲームが大事にされてるように感じられて嬉しいです。剣が君のキャラはどうしても本編ありきというか、香夜始め周りの人々あっての彼らだと思うので、今後もこれくらいのバランスでいてほしいな。

そういや開発日記描き下ろしの辰影さん見て、イベント告知系はこの人担当なんだなーと思ったけど、本編でも確か御前試合の準備とかしてなかったっけ？　上様の希望聞いて采配してたような。そもそも花嫁道中も仕切ってたの辰影さんだし、さすが息子なだけはある。役職なんだろうな。

Vita版プレイすること考えて、ここ最近は本編あんまり見ないようにしたり、回想するときも音切ってたりするんだけど、そうすると余計に飢えが加速するのはなんでだろうか。この調子であと半年も待つなんてっ！

「地之章」描き下ろし、二人ともかっこいい！　実彰さんほんと白磁の美青年だなぁ。そして縁さんはなんでそんな含みのある表情なのか……！　ロクなこと考えてないんじゃないかと思いつつ、万一シリアスな理由だったらと思うと放っておけない。こうして人はダメ男にハマるのか。

CDも今回は発売日に届きました。実彰さん幸魂だった！　縁さんの曲は荒魂覚悟して聞いたらちょっと違ってて嬉しい驚き。黄金色すごく好きだ！

縁さんの歌と歌詞に感動しすぎて感想がさっぱり纏まらない。縁さん好きだー！大好きだ！　人間として一番愛しさを感じる。幸せになってほしい。

人間としての愛しさ云々は、要するに「最も頭撫でてあげたくなるキャラ」ってことです。わっしわっし撫でたい。カーチャンあなたのこと応援してるのよ縁……！　ちなみに次に撫でてあげたいのは神威。辰影さんもちょっと撫でたい。

縁さんはあの弱さがなんとも言えずリアルでね……。他のキャラなら体当たりで乗り越えられそうなところで躓いて、ずっとその傷を引きずってるあたり、元来真面目で一途な人らしいなぁと思う。大好きです。

縁さん以外のキャラは自我がしっかりしていて、自分の問題は自分で解決しようと試みる強さがあるので、無条件で愛でたいという気持ちにはあまりならない。独りだと何も決められず、いつまでも迷ったままの縁さんだからこそ、こんなに放っておけないと思うのかな。他ルートのその後も気になります。

九十九丸は未熟さはあっても頼れる大人だし、螢さんは決断力に長けた男前だし、左京さんはむしろ思い切りが良すぎるくらいだったからなあ。鈴懸？　鈴懸は鈴懸だから！　個人的に鈴懸はかっこいい枠です。本編中はハラハラしたけど、男性としては任せて安心だと思ってる鈴懸さん。人之章も楽しみ。

縁さんに大して謎のカーチャン目線になってしまうのは、後章の香夜が所々お母さんっぽかったのもあるかな。尊敬してる縁さんになんとか真人間になってもらおうと、言葉尽くして怒ってる香夜ちゃんかわいかった。あれで「自分を見てもらえた」って喜んでた縁さんはやっぱり愛でたい。

あっそういえば実彰さんに触れるの忘れた！言わずもがなだったからつい！　縁さんと実彰さんは色々対極だと感じます。縁さんにとっての目標であり、重く伸し掛かる存在だった天下五剣が、実彰さんにとっては仕事のついでに得た、遥かに軽い存在だったり。神降ろしの難易度の違いも印象深い。

陰ながら努力を続けてきただろう縁さんは土壇場で漸くだった（しかも安定しない）のに、長らく放置してきた実彰さんは少しの呼びかけであっさり神降ろし成功させてて、「縁さん……！」って思った。ちなみに似たようなことを鈴懸の瞬間移動にも思った。九十九丸……！

でも鈴懸の瞬間移動は便利すぎて、後日談で制限掛かったらどうしようと不安視してもいる。毎晩行使することで体力が削れていくとか、何かしら切ないスイッチが入りそうだなーと……。個人的には鈴懸だし、その辺は無問題で構わないと思ってるんだけど、どうなるだろう。

もうそのへん全てすっ飛ばして香夜のお嫁入りから始まってくれてもいいよ！